ファカルティ?ディベロップメント(贵顿)とは、教員が授業内容や方法を改善し、向上させるための組織的な取り組みの総称です。本学のFD活動は、全学や各部局、さらには個々の教員の教育向上?改善の取り組みを促し相互交流を図ることを目指して、教育制度委員会FD専門委員会を中心に進めています。
具体的には、以下の全学教育シンポジウムおよび新任教员教育研修を毎年実施しています。また、各部局においてはそれぞれの分野に合わせた独自の贵顿活动を実施しています。
全学教育シンポジウム
1996年以来、本学では、毎年「全学教育シンポジウム」を開催し、教養?共通教育や大学评価など、様々な教育課題を取り上げています。全学教育シンポジウムは、全学のFD活動の一環として、自ら課題を見いだし解決策を探求する自学自習の精神のもとに、本学の目指す教育を実現するため、より効果的な教育のあり方を議論する場となっています。
新任教员教育研修
本学に採用された新任教員および助教から昇任した教員を対象に「新任教员教育研修」(2024年度までは「新任教員教育セミナー」)を実施しています。当研修では「自由の学風」、「対話を根幹とした自学自習」 を理念とする本学の歴史と伝統、自律性を守りながら、「今の時代にふさわしい京都大学らしい教育」とはどのようなものなのかを考えるための機会と情報提供をしています。