福山伊吹 人间?环境学研究科修士课程学生、西川完途 地球环境学堂 准教授、 児岛庸介 东邦大学 研究员、栗田隆気 千叶県立中央博物馆 研究员、 Mohamad Yazid bin Hossman マレーシア?サラワク州森林局研究員 らの研究グループは、マレーシア领ボルネオ岛で行った爬虫両生类の生态调査で、ヘビの一种が顎をノコギリのように使うことを発见しました。
脊椎动物の顎の形态と机能は非常に多様ですが、ほとんどの种では上顎と下顎が蝶番のように开闭する动きをします。本研究グループは、巻贝食のセダカヘビの一种が下顎をノコギリのように前后方向に动かして口の中で饵を切断し、消化できない部分(タニシの盖)を取り除くことを明らかにしました。この器用な行动は左右の下顎が别々に前后方向に动くことで可能になっており、脊椎动物においてユニークなものです。セダカヘビがもつ前后方向に动く下顎は、もともとは巻贝を殻から取り出すための适応であると考えられています。形态の特殊化によって顎の动きの自由度が増した结果、新たな行动が进化して、顎の机能が多様化したと考えられます。
本研究成果は、2020年7月29日に、国際学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。
図:エダセダカヘビの捕食行动 (イラスト:田中花音)
详しい研究内容について
书誌情报
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Yosuke Kojima, Ibuki Fukuyama, Takaki Kurita, Mohamad Yazid Bin Hossman & Kanto Nishikawa (2020). Mandibular sawing in a snail-eating snake. Scientific Reports, 10:12670.
朝日新聞(8月27日 23面)、京都新聞(12月9日夕刊 2面)および日本経済新聞(8月16日 26面、2021年3月14日 26面)に掲載されました。